【Unity】UnityCollaborate 使い方
個人製作するときに楽なバージョン管理システムって何だろう。とふと思い。
今までは、Subversionを主に使ってました。gitはちょこっとだけ。
個人製作レベルのモノに対して、わざわざローカルにリポジトリ作ったり、仮想サーバー立てたりはちょっと手間だなあと思い、、
そういえばUnity Collaborateをちゃんと触ったことがなかったので、使ってみました。
Unity Collaborate
- Unity専用(特化した?)のバージョン管理システム
- Unity上でコミットやRevertが可能。変更の可否もProjectビューで見れる
- ただし無料ではチームメンバーは3人、ストレージは1GB
※ストレージ容量はユーザー単位になっているようなので、複数プロジェクト持っているとすぐ一杯になる懸念
- Unity Cloud Buildと連携しているので、ライセンスがあればビルドまで楽にできる
Unity Collaborateの始め方
1. Unity Serviceのプロジェクト設定
Unity上部メニューにある
Window > General > Servicesを選択
ここでプロジェクトの作成 or 既存プロジェクトとの紐づけが出来ます。
初めてであればプロジェクト名をつけて作成をします。
2.Unity Collaborateの設定
Unityのメニュー内にCollaborateボタンが表示されるのでStartnow!を押下します。
これでUnityCollaborateが有効になります。
初めて有効にしたときには、自動で初期設定等がパブリッシュ(コミット)されます。
変更を加えた際には、こちらのボタンを押下することで変更内容をパブリッシュすることが出来ます。
3. Collaborateボタンが使えないとき
プロジェクトを設定してもCollaborateボタンが使えないことがあるようでした。
そんな時は改めて、Window > General > Servicesを選択し、各種サービスの設定を確認します。
CollaborateがOFFになっている可能性があるので、これをONにします。
ONにできないよ!と謎のエラーが出たことがありましたが、2,3回タブのONを繰り返したらONにできました。
※不思議
使ってみた所感
- パブリッシュしながらも作業を進められるのは良い
こちらがパブリッシュ中の画面になります。
バックグラウンドで処理されているので、アップしている最中もEditorで作業が出来ました。
作業が止まらなくていいですね。
- 変更履歴がEditor上で一目でわかる
自分がどこをいじったのかがEditor上ですぐ見れるのはいい点です。
いじったつもりのないところはここで右クリック > Collaborate > Revertで戻すことも出来ます。
まとめてパブリッシュするとうっかりあげちゃったパターンがあるので、逐一見えるのは大事ですね。
- Unity立ち上げ時に更新チェックが走り時間がとられる
プロジェクトを開いたときに"Cheking for Changing"というプログレスバーが表示される。
これがまあまあ時間がかかりちょっと億劫でした。
プロジェクトサイズが大きくなったらだいぶ時間かかるんじゃないかなあ…。
結論
実際のプロジェクトで使うなら、ライセンスは購入したほうが良いと思う。
世間一般の馴染みやすさでいうと、SubversionやGitを頼るのがベターかなと感じました。
逆に個人製作でやるレベルであれば、1GB制限やチーム人数制限はそこまで大したことではないので
気軽にバージョン管理するにはいいかもなと思いました。
まだ触って間もないので、もう少し使い倒してみようと思います。
実際競合した場合どうなるんだろう。とかは個人では測れないので難しいところですが。